WILD WILD PARTY !!!

スケジュール帳を見るたびにわくわくするのはいまが12月だからで、パーティーシーズンだからパーティー!という言葉がスケジュール欄に羅列されるのはなによりも精神安定剤になる。とにかく肝心なことはコート買うことだ。コート買わなきゃなあと思うのだが時計を見ればもはや4時過ぎだし、7時に横浜でタイで仲良くなった友だちと飲むし、パソコンつけちゃったしコンポからはビーチズが流れているし腰が重くなるのも当然で青山とか今日こそ行こうと思ってたのだけれども横浜で済ませることになりそうだ。アローズとかラグシーとかで無難に。
肝心なのはコートを買うことなのだが、そういえばこないだ友だちのうちで磯崎憲一郎の『肝心の子供』を読んだ。友だちが料理作ってるうちに読み終わったのでたいそう短かったなというのが実感なのだが、これは悪くなくて本なんて薄い程いいし映画も短い程いいしヴェーラで70分以上の映画というだけで全くモチベーションが上がらないといったくらいなのでワンビンだかよく覚えてないけど全く興味ない。だのに『肝心の子供』は全く薄いなという感じはしなかったのでおもしろくて、まったく見開き1ページに1度くらいゾクゾクを感じてしまったものだ。とにかく僕がゾクゾクするのは生活と家庭について書かれているものだけだし、この小説はブッダとか超壮大な話してるようで、実は超生活に密着した話を磯崎さんは書かれているのでたまらないと思うのだろう。並行して『スラムダンク』を1巻から読んでいたのだけれどももちろんこの漫画は感動的だし、僕も中学生だかの頃は多くのクラスメイト、あるいは85年生まれのソウルメイトと同様に31巻をバイブルだと思っていたのがだ、今回はこの漫画にちょっとひっかかってしまった。『スラムダンク』にはとにかく生活と家庭が欠如していることだ。これほど多くの高校生が登場するにも関わらず彼らの親は全く登場する気配を見せない。僕が好きだなあと思う映画・小説・漫画を具体的な名前を挙げて思い浮かべたとき、親や子供という要素が全く物語に関連してこないものなんてひとつもなかったように思われるので、もしかしたら僕はこの名作漫画はダメなんじゃないかとか思うし、だから『肝心の子供』なんてブッダとか家庭や生活から遠そうな人たちの話なのに、そういうことを感じさせないので大好きだ。
ところで僕にとって肝心なのは子供でもなんでもなく僕の人生でしかないので、箱根の温泉に行ってきた。東急不動産いく友だちが社割みたいなのでほんとは2万円とかすることを3千円で泊まれるというのでテンション上がったのだが、直前でガールズが全員ドタキャンしたので結局男友だち6人とかで行ったのだけれども、まあそれはひどい。ドライブと言えば僕は助手席を占拠してDJがるぼるとなるのでピペッツとか流して楽しかったし、ひどいのはとにかく夜でテキーラウォッカ、焼酎、ビールが大量破壊兵器みたいに並び、チェコ行ってきた友だちが飲むマリファナと言われるアブサンAlc.70%)をボトルで持ってきたので全く記憶がない。ブラックジャックとかして大損した記憶はマリファナが見せた幻覚だったのだろうか。
それで昨夜は昔好きだった女の子と1年ぶりに飲んだのだけど彼女とはわりと毎年12月に飲むみたいな暗黙の了解があってどちらともなくそろそろだよねみたいに連絡して飲んだ。高二の終わりから好きで高三受験後告ってフラれ大学入って告られ彼女いたので断ってみたいなわりと素敵な恋愛関係を築けていまでも楽しい関係の子なのだが、彼女と会ったらBecause of Davidとか言っていて、僕の人生において最大の敵はDavidさんあなたですよ!