ちょいちょい映画日記

を書こうと思ったのだけど、なんか日本語変換うまくできないし、やめようとおもう。ところで今スペインにいます。
とりあえずディズニーの新作『MAGIE IN MANHATTAN』はディズニー映画の集大成的超傑作。白雪姫とシンデレラとニューヨークの恋人が混ざり合ったような作品てかパロってる。主演のエイミー・アダムス(たしかキャッチミーイフユーキャンに出てた人)はアンナ・カリーナなみのミューズ。しぬほどかわいいよ。てかしぬ。最強。この映画の中では。邦題は『魔法にかけられて』ですか。今年ベスト確定。
それと『ダージリン急行』昨日見たのだけどわりと寝たけどおきてたとこはちょうおもしろかった。まさかの場所でディスタイムトゥモローがかかって爆笑した。メイアイスモーク?が口癖になりそうまちがいなく。昨日だけで3回言った。それにしても本編前に流れたウェスの短編ホテルなんちゃらゆーやつがまじで最強。あれ日本でも見れるのかしら。えいがばっかみている。
どちらも英語わからないので内容理解は20パーセント程度ですあしからず。いまからアルファビルって映画館でキーラナイトレーのやつとオスカー4冠とったやつっぽいの見てきます。アルファビルの横にはルノアールって名画座あって、そのむかいにはハッカニブンノイチというおみせがあります!んなあほな!スペインのフィルムセンターはダグラス・サークやりまくってて超アツイ!!本日バルセロナにいきいよいよパリに!!!アンナ・カリーナ探してきます。この日記超恥ずかしいね。オタクっぽくて


(追記)
昨日見た映画に偶然、というかほんと驚くほど偶然、マチュー・アマルリックが主演していた。とにかくフランス語もスペイン語の字幕も頭がファラフェルなので理解は不可能なのだが、なんだろうかこれは。この感情は。マチューわりとすごいことになってる、というか見れば分かるのだけど、障害者の役で基本すごいことになってて、まあそれは僕にとってはよくて、とにかく元気なのときのマチューが動いているとき、そしてそれを見ている僕の感情はおかしいだろうこれはと思う。とにかく幸せなのだ。マチューを見てるだけで幸福感にガガガガーと包まれるのでまったく困った。恋に似た感情というか、これは男の俳優ではまったくレオー以外に覚えたことの無いものなのだ。レオーは僕にとって同時代的感覚を覚えられないから故に生まれる感情かと思っていたらマチューは!!まったく嬉しいことでしかない。あーキングス&クイーンがものすごい見たいいま見たいマチューをずっと見てたい。新作の食事のシーン異常にやばいよ。


(追記2)
と、ここまで書いてみて僕は気づく。僕が昨日見た映画は「潜水服は蝶の夢を見る」だかそんな邦題で日本でも公開されているということではないか、ということを蝶おもし、超おもしろい日記を書くような方の日記を読んで知った。
へー、あ、そんなお話だったのね、と彼女の日記見て知ったのもいいとこなのだろうが、私はとにかく愛されたいと思う。マチューというかジャン・ドミニクはあんな風になっても、療法士、妻、愛人という3人の女性に愛され続けているというかジャンさんの人生とかほんとうに幸福の境地なのではないだろうか。あそこで描かれる男女関係というのは私の知っている/経験した/かつて耳にしたことがある、それまでの男女関係像を見事に覆すものであり、まったくうらやましい。障害者になってああも愛され続けられる人が世界に一体どれほどいるのだろうか。そして僕はたとえそれまでものすごく愛していた女性がいたとして、彼女が突然そうなったときにそれまでと変わらず愛すことが出来るのだろうか。奇形児が自分の子供として生まれたときに僕は愛すことができるかものすごく不安になる、とブルガリアで会ったきよくんと語ったときに話した内容なのだけど、だからジャンさんはほんとうらやましい。彼は自己の不幸を呪っただろうし、自己の姿を愛する女性たちに見られる(あの眼!)ことの羞恥とか僕は自分のことでもないのに超感じてしまった。でもジャンさんは幸福だね!と心から思うというお話。