人肌恋しい

最近は友だちのうちから帰りたくない日々も多く、まるで友だち何人かと一緒に住んでるんじゃないかといったくらいでだからこうして実家に久々に戻ってくるとわりとなにか違う。まえは1日親と会わなかっただけでもあら久しぶりといったふうに言われたものだが、これは僕の感覚ではまだまだ久しぶりとは程遠いし、「久しぶり」という言葉自体あまり仲良くない人どおしで交わされるような言葉な気がしてしまうし、というか久々に会った人に久しぶりってなんて紋切型な!!とかイラだってしまうからせめて親くらいには1日会わないくらいで言われたくないものだなあと思っていた。が、最近は昨日とかも実に1週間ぶりとかで会ったのでこれはプチ旅行行ってきた感覚で親は相変わらず久しぶりというのだが、このときばかりは僕も心の中で久しぶりと思ったりする。だから久々に帰ってきたのでおかんと一緒に酢豚を作ったりした。おいしくできた。ところで僕の得意料理はリゾットだ。と言い続けていこうと思う。
ところでそういった生活をしているからには東京がわりとファーアウェイな場所に感じるのでまえは超行ってた新宿とか渋谷とか、静岡まで行った方が近いのではないかといった場所で生活を築いているので渋谷ブックファーストの零没とかわりと最近ヴェーラ行ったとき知ったので実際零没した1ヶ月以上ものちにに知った形だ。ところでそのときブックファーストBRUTUSの『映画の教科書』だかそんな特集を立ち読んだのだが、そこでオダジョーが発言していることは鳥肌立つくらい恥ずかしくて、つまり「基本的にハリウッド映画は断言できるくらい見ない。いま公開されたら絶対見る監督はリンチ、ギリアム、クストリッツァラース・フォン・トリアーかな」とこれはもちろん僕が中学生・高校生の時かっこいいだろ俺と思いながら発言していたことと全く同じだったから超恥ずかしかった。オダジョーもいまだ高校生病なのかはずかしいというか残念だ。いまとなってはハリウッド映画にしか興味が持てない。それよりも僕は残念ながらインテリではないので映画を見るために教科書すらないといけないタイプの人間だと一応言っておく。
何が言いたかったのかと思い返してみるとそうそう東京にくるのもバイト以外では久々になってしまったし、明後日でバイトが終わるのでより東京に来なくなってしまうだろう。なぜなら交通費が支給されなくなるからなのだが、いまのうちにやらなければと思うことを覚え書きしておく。


(未)三井住友銀行でたまったリボ払いを一括返還。12月の引き落としに間に合わないと利息が2200円付く。ありえない。
(未)友だちが結婚するのでそのパーティーであげるお祝いにお花とスタバでクリエイトユアオウンタンブラー買って、オリジナルCDをつくる。タンブラー意外と売ってない見つからない。オリジナルCD、ピペッツとキンクスザ・バンドサニーデイ以外何を入れるか決めてない。結婚ということで、最初の曲はあの方も使われたサニーデイ・サービスの『INTRO』に決めている。ほんとうにおめでとうございます。僕も好きな曲を結婚式でかけたいがために超結婚したいです。ちなみに最後の曲はパーティーの終わりということで『Pull Shapes』で。とか考えてたらあさってのパーティー彼女が来れないと今連絡があったのだがどうしよう。とりあえずお花とタンブラーは静観。
(未)スタバでバイトしてる友だちにスタバのタンブラーとかベアリスタとかコーヒーメーカーとか25%オフになるやつもらったので、この機会にコーヒーのミルとか一式揃えようと思う。ただしタンブラーは静観。
(完)久々にCDを買いたい。今日ユニオンとレコファンで買った。EVAN DANDOのレコードをジャケ買い。超いい。ジャケが。CAT POWER超いい。かわいい。結局のところショーンマーシャル。DAVID BYRNEふはは。THE CINEMATIC ORCHESTRA最強。TACKHEADエイドリアン・シャーウッドのバンド。最強。AIMEE MANNだいすき。MOZAIKきいてみる。MICHAEL PENNエイミー・マンの夫。サニーデイ・サービス『FUTURE KISS』実はいちばん好きなアルバムだったりする。以上。
(完)コートを買おうと思い、バイト後渋谷にやってきてまずネペンテスいった。超かっこいいコート見たら一見さん不可のような値段というかケタが想像してたよりひとつ上のあれだったので、青山行く元気もなかったし、新宿きてアローズで購入。3万。が、どうしてもずっとずっと欲しかったバッグがまだあってしまい、でも3万するし、バッグにコートと同じ値段かけるとかわりかし僕の過去の人生からはなかなか考えられなかったことなのだけど、店出たり入ったりを4回くらいしてたら店員さんが「やっぱり気になりますかあのバッグ」みたいにきて、「正直僕ここ長いですけど、あれは僕が売ってきたなかでも伝説的にかわいいと思います」の一言で購入決意。カードで。給料全部なくなりました。
(完)まったく電源がつかなくなったiPodを横浜ビッグカメラへ修理に。「iPodの場合交換と言った形も多いです」の一言に超興奮。僕が使っていたのは第四世代(フリガナ:ダサイ世代)なので第五世代が帰ってきたりしたらと夢見て今日は眠る。
(未)カメラを買う。もうHOLGAはまったく壊れているし、何を買おうかまじで。カメラキャバレーセールらしいので遊びに行く。でもデジカメの充電器も買った。


といったところが僕の人生のすべてである。あいかわらず物欲パラダイス。ところで今日友だちと会って話したのだけど、彼はわりかし悪口とか平気で言うタイプの人で僕はそういった人以外は信頼できないのでわりと信頼できるし、僕との間で「おもろいこと言えない男は生きてる価値無い」という共通認識が成り立っているのでわりと最近良く遊ぶのだけど、いま彼から「お笑いコンビ組もう。早々に」というメールが来た。僕がまず最初にやらなければいけないことは何よりもお笑いコンビを組むことである。ちなみに僕は大学入学当時漫才やってました。舞台とか何度か立ちました。

WILD WILD PARTY !!!

スケジュール帳を見るたびにわくわくするのはいまが12月だからで、パーティーシーズンだからパーティー!という言葉がスケジュール欄に羅列されるのはなによりも精神安定剤になる。とにかく肝心なことはコート買うことだ。コート買わなきゃなあと思うのだが時計を見ればもはや4時過ぎだし、7時に横浜でタイで仲良くなった友だちと飲むし、パソコンつけちゃったしコンポからはビーチズが流れているし腰が重くなるのも当然で青山とか今日こそ行こうと思ってたのだけれども横浜で済ませることになりそうだ。アローズとかラグシーとかで無難に。
肝心なのはコートを買うことなのだが、そういえばこないだ友だちのうちで磯崎憲一郎の『肝心の子供』を読んだ。友だちが料理作ってるうちに読み終わったのでたいそう短かったなというのが実感なのだが、これは悪くなくて本なんて薄い程いいし映画も短い程いいしヴェーラで70分以上の映画というだけで全くモチベーションが上がらないといったくらいなのでワンビンだかよく覚えてないけど全く興味ない。だのに『肝心の子供』は全く薄いなという感じはしなかったのでおもしろくて、まったく見開き1ページに1度くらいゾクゾクを感じてしまったものだ。とにかく僕がゾクゾクするのは生活と家庭について書かれているものだけだし、この小説はブッダとか超壮大な話してるようで、実は超生活に密着した話を磯崎さんは書かれているのでたまらないと思うのだろう。並行して『スラムダンク』を1巻から読んでいたのだけれどももちろんこの漫画は感動的だし、僕も中学生だかの頃は多くのクラスメイト、あるいは85年生まれのソウルメイトと同様に31巻をバイブルだと思っていたのがだ、今回はこの漫画にちょっとひっかかってしまった。『スラムダンク』にはとにかく生活と家庭が欠如していることだ。これほど多くの高校生が登場するにも関わらず彼らの親は全く登場する気配を見せない。僕が好きだなあと思う映画・小説・漫画を具体的な名前を挙げて思い浮かべたとき、親や子供という要素が全く物語に関連してこないものなんてひとつもなかったように思われるので、もしかしたら僕はこの名作漫画はダメなんじゃないかとか思うし、だから『肝心の子供』なんてブッダとか家庭や生活から遠そうな人たちの話なのに、そういうことを感じさせないので大好きだ。
ところで僕にとって肝心なのは子供でもなんでもなく僕の人生でしかないので、箱根の温泉に行ってきた。東急不動産いく友だちが社割みたいなのでほんとは2万円とかすることを3千円で泊まれるというのでテンション上がったのだが、直前でガールズが全員ドタキャンしたので結局男友だち6人とかで行ったのだけれども、まあそれはひどい。ドライブと言えば僕は助手席を占拠してDJがるぼるとなるのでピペッツとか流して楽しかったし、ひどいのはとにかく夜でテキーラウォッカ、焼酎、ビールが大量破壊兵器みたいに並び、チェコ行ってきた友だちが飲むマリファナと言われるアブサンAlc.70%)をボトルで持ってきたので全く記憶がない。ブラックジャックとかして大損した記憶はマリファナが見せた幻覚だったのだろうか。
それで昨夜は昔好きだった女の子と1年ぶりに飲んだのだけど彼女とはわりと毎年12月に飲むみたいな暗黙の了解があってどちらともなくそろそろだよねみたいに連絡して飲んだ。高二の終わりから好きで高三受験後告ってフラれ大学入って告られ彼女いたので断ってみたいなわりと素敵な恋愛関係を築けていまでも楽しい関係の子なのだが、彼女と会ったらBecause of Davidとか言っていて、僕の人生において最大の敵はDavidさんあなたですよ!

おごるもの、おごられるもの

いま感動的なものは野球とバイトであり、サブローのスクイズとか宮本の走塁とか上原の投球とかわりと涙を流すことが可能な場所で僕は泣いているのでそれは大変良いように思えて、というよりも僕はそういった場面で涙をこらえる術なんか知らない。知る必要もない。僕が知らなければいけないのはただひとつで、あのSMAPが歌っている公式応援ソングみたいなのの歌詞だ。「ポジティブ弾丸ファイターでー」と歌っているのであろうが僕にはどうしても「ポジティブ弾丸ファイターズー」としか聞こえないし、実際この曲が流れるたびにそう口ずさみ続けているものだ。アイラブファイターズ!来年のペナントが開幕する頃には僕に許された野球番組視聴時間などない。
さて3連戦が終わってしまった今、僕はバイトと友だちと遊ぶことくらいしかやることがないのだけど、友だちと遊ぶのはいっぱい遊んでいていいのだけど、ともかくいまはバイトがめちゃくちゃ楽しくて僕はここの部署の人たちが本当に大好きだし、みんなからもたいそうかわいがられているといった調子なのだがあと実質3回でバイトは任期を終える。ここに来て僕の生活からバイトが消えてしまうこと=ここにもう出入りすることはなくなる、ということをわりと一日のうち何度も考えるようになり、そして毎回かなりへこんでいる。全然幸せじゃない。これは僕の隣の席に座っている素敵な女性や素敵な社員の方々ともう理由もなく会えなくなることだからヤダヤダヤダーとか切に思う。
だから今日はお昼は男の社員さん3人に連れられてご飯ご一緒して、社員さんとか言ってもほんと若い会社だからひとりは3つ上とかなんだけどあとのふたりは1こしか年も変わらないし完全に友だちノリで超笑いながらのランチタイムなのだ。で、3つ上の先輩がここで僕を応援してくれる言葉を放つ。うちの会社は比較的学生と接するんだけど、各社員さんに担当校みたいなのが振り分けられていて、つまりその人が言うには、「社員が担当校以外なら学生と付き合うのはセーフでしょ」とおっしゃられるので、それはつまり僕の隣の席に座っている素敵な女性の担当校に早稲田大学は入っていない=僕と付き合っても構わないという許可をもらったことなのでとにかく喜んだ。喜びすぎてマジすか!?と3度ほど聞き返したくらいだ。早速会社に帰って、来週の火曜日その方を飲みに行きましょうよと誘ったらゼヒゼヒといった感じなので超楽しみ!そしてそのあと友だちの紹介で僕なんかに会いたいと言ってくれる学生とOB訪問というかスタバで談笑して、わりと高感度の持てるいい学生だなあと思ってたら最後にいろいろ露呈して、人事に媚びうってますよーぐへへへみたいな部分が見え隠れして残念だったので、確かにそういうことできなきゃ生き残っていけない会社でもあるだろうし、ちょっとダウナーな気分になった。
わりと今日はリクルートな一日だったから、バイト後はまえまえから約束していた部署のアイドル的な方にモツ鍋に連れてってもらって、お酒とか飲んだら楽しくて、へえ彼氏と別れたんですかなにがるちゃん私を狙う?それに関してはノーコメントでなにそれまあ私年下興味ないしていうか内定者バイトの僕が社員さんとそーゆうのありなのですかいいんじゃない私も内定者バイトの時社員さんとセックスしたしまじすか!?みたいな楽しいやり取りをした。そのあとは真面目な話をしたからいいのだけど、モツ鍋屋を出たらなぜかその方が異常にかわいく見えてしまって焦った。「寒いねえ」「僕が暖めましょうか」「うーんその件に関しては検討の余地ありかな」とか言われてしまって結局のところ押しが弱いので、ありなの!?という追及とかそっと抱きしめたりはできずはははと笑い、ちょっと甘酸っぱい思いとかして銀座駅まで送るのだけど、最後に彼女はこう言う。「ワールドトレードセンターがなんとかとか言っててもさ、結局世の中男と女なんだよ」と。僕は恐れ入ってしまいこの方の偉大さにひれふす形となった。こんな感じでとにかく僕はバイトが楽しい。
\今日の出費\銀座ランチ→おごってもらう。スタバ→おごる。モツ鍋飲み→おごってもらう(出世払い)=710円

サマージャム’07

僕の場合日記を書きながらCDかyoutubeだかで何か音をかけながらというのが日課というかスタイルで、いまもいつものようにサニーデイ・サービスyoutubeで見ていたら、『恋におちたら』のライジングサンのライブ映像があってそれがほんとによくていっぱい泣いた。僕はライジングサン行ったことないのだけど、そういえばこないだ北海道出身のゼミの後輩とラパウザで飲んでたとき「はじめてのライジングでのトリがサニーだったんですよ!」と興奮してて僕も彼もサニー超好きなのでというよりラパウザで飲みって!サニー×youtubeといえばやっぱり『魔法』のPVで、これはyoutubeを開いたと同時に儀式的に見るものなので再生回数はんぱない。何がすごいって最初のあんちゃんのハウスダンスが終わったあと50秒あたりのそかべさんの煙草の吸い方でこれに憧れて煙草はじめましたとかいう人が大量発生しそうでそんな社会はちょっといいけどあんまよくないようなのでここには載せたりはしないのだけどわりと世界一かっこいい煙草の吸い方なので喫煙者は見てください。とここまで書いてみて、昨夜のクラブで買ったKOOLに火を付けて頭をふぁあ、とふって煙を吐き出してみた。昨日美容院に行ってしまったのでその前はわりと髪長かったけどいまはかっこがつかない。絶対禁煙宣言。
いまはばあちゃんが名古屋から来てるのだけど、だのに3日前は夜に友だちが夜遅くに車で迎えに来てくれてドライブしたし、おとといはばあちゃんと三浦海岸のまほろばに旅行行ったけど睡眠不足でずっと宿で寝てて昨夜も夜10時くらいに家出てクラブ行ったのでわりと今ばあちゃんからドラ孫みたいに思われてるかもしれなくて、僕は超ばあちゃん子なのでそう思われるのは嫌で、だから今日は友だちからのドライブの誘いを断ってしまってばあちゃんと一緒にいたのだけど友だちから返信はないし悪いことしたなあと思って今はいい気分ではない。こう何を優先するかという選択でどの選択も僕は楽しいのだけど一方で不快にさせる人がいるというのは嫌なもので、どうしてこう予定はかぶるのだろう一方で二日くらい寝てる日とかあるのになあと思いながらまたKOOLに火を付ける。僕の友だちはほとんど喫煙者なんだけど最近友だちがKOOLからラッキーに変えてて、何でと聞いたらメンソールはEDというかインポテンツになると聞いたからと言ってて僕は笑ったのだけど、僕の周りはインポテンツが異常に多いのでもっと真摯に議論されなければいけない問題だこれは。とか考えてたけど最近結論が出てこないだ聞いた話ではmenthol makes impossibleは都市伝説とからしくて、以前のメンソールは他の煙草よりもつくりが細かったらしくて、こう縦にして置いたときに、「たたずに倒れてしまう」からメンソールは立たない→勃たないという話らしい。ラッキーの彼はたぶんこの日記を見てるので、次会ったときにはKOOLに戻っているのだろう。安心してメンソールを吸って欲しいと思う。
ところで昨日はほんとは柏までDachamboとかyoleyoleとかGOMAとかメルトーンだかなんだかを友だちと踊りに行こうという話をしてたのだけれど、彼女が急に行けなくなったというし、それでも僕の体は踊ることを欲していたので別の友だちを誘って渋谷までいって彼はスヌーザーキッズだから代官山のクラスヌ行くことにして、クラスヌは久々だったけど思ってたよりもわりかし音がかっこよくてこんなによかったっけと驚いたものだ。特に小野田圭のDJは良くてずーっとハウスな感じで超踊ったんだけど他の客はわりかしUKロックで踊りに来たらしくあんまりといった様子で僕は気にせず超踊った。それでもそう長くは持続しないので、ニルギリスとかはじまって一曲目のアンダーワールドとかファットボーイスリムとかマッシュアップでのは良かったんだけどあとは微妙で友だちと階段のとこでグダーとしてた。欧米人がその間日本人女性3人くらいに声かけてて全部ふられてて、欧米人は日本人女性をそうゆう対象だとしか思っていないのであんま嫌いでだから超笑った。「do you come here only you?」「nn no,with my boyfriend」「...with your boyfriend??」「yes」といった感じでざまあみろ。で僕がクラスヌに行くと絶対ピペッツは流れないというのがあるらしく、今回も全然流れないしやっぱりなあと思う。それで朝5時半くらいでタナソウが「最後にニルギリスで踊ってあげて下さい」みたいなこと言ってニルギリスかけてああやっぱりと思うのだけど、そしたらそのあとピペッツの『Pull Shapes』つないで超興奮してプルシェイプス!と叫んだものだ。周りの人がクラップユアハンズのとこで手叩いてて幸せな光景だった。そのあと恒例の朝松屋でビビン丼食べながらピペッツの話をずっと友だちに語ってたらめんどくさがられた。
でだから今日は朝7時〜23時と一日中寝てたのだけどその間友だち6人くらいから電話かかってきてそのたびに起きて久々に話す人もいてちょっとなんかいい話をした。友だち結婚したのでそのサプライズパーティーの計画なんてたてたり。I like disco!I like hiphop!I like rock'n roll!!夏!クラブ!ナンパ!思い出!ほら僕の人生に必要なものなんてあとナンパだけではないか。

発見……

いまの僕は何が嬉しいってそれはもちろんひとつしかなくてスウィートベイビーパトちゃんがこうしてまた戻ってきたことで、それは眠いなあとか思ってる僕に長文を書かせる程力のあるものだからとにかく嬉しいのだ!彼女とのことを語ると長いからそれはよしておくのだけれど、だから昨日も昨日とてスタバにいってトールラテにハニーと最近は仲良くなった店員さんのおすすめでココアパウダーを入れるのであまあまとなる。あまあまを飲んでいると、7さいくらいの男の子がおかあさんとスタバに来ていて、ご注文はなににいたしますか?んーそうねタゾティーにしようかしらという会話が繰り広げられたあたりで男の子はママに「だめだよ紅茶なんてここはコーヒー専門店だよ」と叱っていてほっこりした。彼の将来が有望だね。僕なんて15才くらいまでは満足にコーヒーも飲めやしなかったのにね。
あまあまほっこりしてたら偶然友だちと会ったのでなんにんか友だちを呼んで彼女のうちに遊びに行って鍋なんだりをした。鍋はとってもおいしかったのだけれど胃縮小してきてどうもという感じでさいきんはビールも量が飲めずこうして私たちは年をとっていくのだろう。25才になると3時間とかの睡眠でも眠くなくなるらしいのとか12時間寝ても眠いいまの僕には暗い未来にしか思えないのだ。でも年をとるということは悪いことばかりじゃないように思えて、若いうちは全然魅力を感じなかったものが次第によくなってくるというのは悪い気がしなくて、たとえばそれは高木正勝とかボアダムスとか、サニーデイ・サービスの「魔法」とかクラッシュの「ロンドン・コーリング」とかボブ・ディランの「I want you」とかもちろんコーヒーとかゴダールとか『課長島耕作』とかいまの僕の人生にとってはどれも欠かせないようなものたちのもののほとんどが年を重ねるごとに再発見したものばかりで驚き幸せな気分だね。僕はこうした幸せを書き留めておこうと小説を書き始めたので誰か読んで下さい。
小説と言えば鍋をした友だちの家の主は小説を書いている人で、さいきん阿部和重の『プラスティック・ソウル』と一緒に彼女の新作とかむかしの作品とか3作くらい読んだのだけれど、阿部和重のほうはわりと心配なく読める作家の一人だったのだけれどこの前読んだミステリアス・セッティングは超がつくほどつまらなかったのでわりと心配な作家の一人になっていて、そしたら『プラスティック・ソウル』は超がつくほどおもしろくて最近フィリップ・K・ディックの『暗闇のスキャナー』を読んだところだったのでドラッグに関する小説がはからずも続く形になったのでわりと考えさせられて、とゆうよりもディックはドラッグで死んだとか確か有名な話だからいいとしても阿部和重もこの小説読んでる限りどう考えてもドラッグばっかやってる人にしかわからないような感じでそんなことばかり心配してしまった。小説書いてる友だちは阿部和重なんて死んでしまえばいいのに、これ以上伝説を更新するな、とか言ってて僕は笑ったのだけれども、それはそういった形でそろそろ実現しそうだ。どうでもいいけど『プラスティック・ソウル』は『暗闇のスキャナー』へのオマージュのような小説で、僕は阿部和重を超好きだし、ディックなんて谷崎潤一郎と並ぶくらい好きなので悪い気はしない。
で、だからディックと和重の間に僕はその友だちの小説をみっつくらい読んだのだけれど、それはもうおもしろいので一つ目は最初とか読む気しなかったけど読んでたらへえとなってきて最後はひどかったのでまあいいとして、二つ目はわりと文句の付け所がないというかスーイスイとおもしろく読んで映画みたいな小説だったので、彼女は阿部和重とか保坂和志とか中原昌也死ねとか言ってるけど、彼女の小説を発見するのは阿部和重とか保坂和志とか中原昌也なのでそういうことは言うべきではなくて、どうでもいいけど彼らの頭文字をとるとアホナで、書いてみて思った以上にどうでもよかったのでアホナと口に出してたら楽しくなった。だから保坂和志はわかんないけどアナのふたりはわりと危ない薬をやっていそうなのでノードラッグノーアナ!と叫ぶべきじゃないかなと彼女が小説を書く前にやるべきことはそれだ。
とここまでひどい文章を読んでいたあなたたちはもう僕の小説に関しては見切っているだろうし、忘れているかもしれないけどそれはわりと正解で、よし小説書こうと決意してペンと紙を用意し15分程書かれた作品はほんとにひどくてそれは156才になったオリヴェイラが主人公の話でこれはひどくて書くのをやめにした。そして再びペンを取った次の作品は20分くらい書いたところでこないだ友だちに見せたのだけれど、江國香織みたいだねと言われてどう考えても僕はその言葉を好意的に受け取れないので、彼はいま読んでいる本が『天使と悪魔』だかそんなタイトルの本で「『ダヴィンチ・コード』みたいで超おもしろいよ今度貸すよ」とおっしゃられてたので彼の言葉は信じないことにした。そしてあなたたちは発見するだろう1年半後の文學界で新人賞田中大地『日蝕にて……』という文字の羅列が存在することを……

such a beautiful girl like you

「高一のとき男の子3人とドライブに行って、それが親にばれて殴られてこの売女が!と罵られたものだから、家を飛び出したものの、お金がなくてAVのスカウトにのったんだよね。」
さいきんの僕は生活に大きな変化があったものだから、前よりも電車に乗る機会は多くなったのだけれど、その夜は横浜に台湾でずっと一緒だった友だちが来るというので横浜行きの電車に乗っていて、いつ乗ってもこの電車はガラガラだからけっこう声は響くので僕も周りの人に迷惑をかけぬようipodの音量を良い具合に調整してRilo Kileyの超泣ける新譜を聞いていた。こんな話が聞こえてきたのはそんな時のことだ。ちょうどこう背面の席の方からこんなカミングアウトが聞こえてきて、僕はいよいよipodの音量をゼロにして話を聞くことに集中する。彼女はAVの出演のこと、彼氏にそれがばれて捨てられたこと、友だちだと思っていた男にレイプされたことなど僕の人生においては想像を絶することを平気で言ってのけ、僕なんかは小心者だからちょちょちょっと声が大きいんじゃないのなんて焦ったりする程度でドキドキしてたら、「それで飯島愛は、」と彼女は続けたので、ああ、と安心から声が漏れてしまう。飯島愛で抜くのに今後は背徳感が付きまとうだろう。
その話を台湾のハッピーファミリーで毎日一緒に遊んでたそーくんに話したら大笑いしてたのだけれども、僕たちはそれでも戦争とかレイプとかそういったものに、わりとほかの日本人よりは近い場所にいるよねって話をする。きのう友だちにベネズエラであったCarl Coxとかいうおじさんのイベントでの銃撃の現場みたいな映像を見せてもらったというか見せられたのだけれども、日本の感覚からすればクラブに対する僕のあれは「ここにいる人の誰もが酒と異性と音楽のことしか考えてない超純粋な空間」だから楽しいのであって、日本のクラブで銃を撃とうと考えるなんてありえないだろうし、ほんとにやっちゃいけない行為だよねと友だちと話していてほんとにそうなのだ!
けれどもベネズエラでは実際にそうゆうことが起こってしまったわけだし、戦争といえば僕が旅をしていた愛すべき国レバノンでお世話になったタラルズホテルは例の戦争で空爆されてもう今はという話を聞いたし、レイプなんてものも、旅で会ったわりかし少なくない数の日本人女性から、タクシー乗ったら山の中連れてかれてここに置いてかれるか俺のあれを入れさせるかどっちがいい、なんて言われて命よりはということでそうゆう行為を強要されたという話を聞いているし、これはどう考えたってレイプなのだ。そのうえアフリカとか南米ではそういったことが多いせいで「日本人は簡単にやらせる」とかいう噂が立っているらしく余計にそういう被害が増えているということらしい。だからそーくんと話したときも、彼はサファリというエジプトの超有名日本人宿に僕と時期をずらして泊っていたのだけれども、そこの人が2人ほどケミカルのせいで精神病院でコード首に巻いて自殺したとかいう話を聞いて、わりとお世話になった人の名前だったので僕は何も言うことができなくなった。日本人バックパッカーはなぜだかわからんけど、80パーとか90パーとかかなりの確率でマリワナをやるわけだし、それはいいのだけれども、ケミカルに手を出す人も多いし結構見てるので僕はそれはやめた方がいいすよ、と笑っていうしかできない。自分の全く知らない人は勝手にすればいいのだけれど、もうドラッグで知人が死ぬのは見たくない知りたくない。彼らが死ぬのは決してドラッグで死ぬのではなく多くは自殺だし、その理由は体が蝕まれてつらいから死を選ぶのではなく、周りの人に、友だちとか恋人とか、そうゆう人たちにこれ以上迷惑をかけるのがつらい、という理由だから、とタイで会ったジャックさんは言っていた。自分ひとりで生きてるわけじゃないって自認の強い日本人には向いてないよね、とかそーくんとそーゆう話をしてたらくらーい雰囲気になってしまったので恋の話でもした。彼は頭が悪いので深夜2時に公園のブランコをぶんぶん漕ぎがらエリちゃーんなんて大きな声で叫んでいて僕は笑った。
次の日僕はバイトなので3時くらいには寝て、朝そーくん送り届けたらバイト行っていつもどおり楽しくて、お昼は友だちと銀座デリーでカシミールカレー食べてたらからいからいとなって大いに笑い、もしかしたらこういった友だちだと思っていたような人のことが好きになるのかもしれないなあと思った。だから僕は冗談めかしてサッチアビューティフルガールライクユーと。彼女は大笑いしていた。

Happy Birthday Beautiful

ここ数日山の方に小旅行していて昨日友だちの誕生日会が催されるということなので都会というかトーキョーシティーに戻ってきた。山はインターネット環境もないし、携帯電話もたまに圏外になるといった具合なのでやはりなにからなにまで違って、環境が人を育てるのだから子供の育ち方まで違うものだなあ、と思わされる出来事があったし、それに関しては長くなるから言わないのだけれども、とにかく友だちの誕生日会だなあということなので車の中でThe Innocence MissionのHappy Birthdayを聞いた。涙が出た。
ああダメまだ泣くのは早いよと運転してる友だちが言ったのだか言ってないのか覚えてないのだけれども多分言ってないのだけど、でも僕はそうねそうね今日は僕たちが泣かせてやる側なのだから彼女をと元気出してみたりした。それで高円寺の友だちがやってるバーで集まってわいわいやって、おっきなテレビではもっくんがタマムラに貸してたトーキング・ヘッズストップ・メイキング・センスが流され、ここに集まってるみんなは「世界一かっこいいバンドは間違いなくトーキング・ヘッズだよね」なんて平気な顔して言ってのけるボーイズ&ガールズが集まっているので、誕生日の彼女をもてなすことをそっちのけで、みんなでファファファファーファファファファファーファベタ!とかやって手ふり腰ふり踊ったらまるでバーにマジックが起こってもうそこからはわりと愛と笑いの夜みたいになってしまって、ケイちゃんとミカちゃんが主導してケーキ出してきて、そしたらもっくんが声はりあげて司会してプレゼントとか渡し始める感じになって、誕生日の彼女のいちいちの反応というかほんとに嬉しそうでよかったよかったと思っていたら、スミノ君が最後に渡したプレゼントで、最初開けたときはなんだなんだこれはザワザワみたいな空気になっていたのだけれど、誰かが気付いてあ、これはと言ってそしたらみんな徐々に気付いてわわ、これはという感じになって、誕生日の彼女は感動屋さんだからもちろん泣くのだけれども、僕なんてのも感動しいなもんだからめちゃくちゃ泣いてしまって、友だちなんかは僕にあなたが誕生日でもないのになんで泣くのよとか言うのだけれども、僕は泣くことに必死だったのでその発言は結局のところ無視する形になった。なぜなら僕はとにかくこんな嬉しい誕生日は初めてなのだ。自分の誕生日でもなんでもないのに。
とにかく今僕はパソコンの前であの夜のことを思い出しながらタイプなんてしているのだけれども、興奮いまださめやらぬといった心境で、この文章を推敲というか読み返してみれば、自分でもなにを書いているのかよくわからないといった感じなので、今回の日記は「伝えること」への力点が全く欠如しているのでとにかくこの興奮さえ共有できれば大往生なのだが、それはAmericaのAlways Loveを聞きながらこの日記を書いているせいかもしれない。
時は残酷というか、ああそろそろ終電だねえという雰囲気になって、そうねパーティーは終わるから美しいのよねと誰かは言い高円寺のバーを出るのだけれども、やっぱり感情教育というかミヤヂの言葉に寄れば全体思想というあれなんだけど、感情がとにかく共有されていてみんな今日ばかしは帰りたくなかったし結局のところ駅でみんなでハッピーバースデーと歌って、そしたら周りの人とか全然関係ないはずの通りすがりの人たちもおめでとうおめでとうとみんな言ってくれて高円寺駅がいっとき楽園みたいになってしまって、僕もケイちゃんとかミカちゃんとかユカちゃんとかとハグしてほんとに大好きだなあこの人たちは。それでケイちゃんとちょっと真面目な話をして、彼女はどう考えても超素敵で、昨日来ていたボーイズは全員が彼女に惚れているといった具合なので、全員が彼女が彼氏と別れるのを待っている状態でそうしたら群雄割拠の戦国時代は幕開ける。彼女のいちばんの魅力はほんとに相手のことを真剣に見つめて自分の思っていることを曲げずに本気で語れちゃうこところなのだけれど、だから僕は彼女のことが好きなので告白した。というのは冗談で、ひとつ聞きたかったことを聞く。僕は君の魅力はほんとにそこだと思ってるのだけれども、いまの彼にもちゃんとそうゆう風に接せるのか、ということを。そうしたら彼女はうん、と頷くので僕はひどく安心をするのだ。もし彼女のいい部分が出せてないのならば、そいつと別れて僕とかと付き合った方がいいよと言おうと思ってたけど、うん、と聞けたから僕は安心してもう君には何も言わないよと彼女に伝える。そしたらケイちゃんもたいそう喜んだようで、大地くんはほんとに絶対モテるよねとか言ってくれるのだ。モテないけどね!
だから結局みんな帰りたくないから飲んでカラオケいってわいわいやって久々に家に帰る。ぐっすり寝て起きたらデートだったので待ち合わせ場所にむかってフランフランで修理に出していたイヤホンを受け取ってそれでいまタイプをしながらipodでAmericaのAlways Loveを聞いていたのだけどいまはバンドが耳元から流れていて、実に3週間ぶりにipodライフが復活した。ところでイヤホンを受け取った後はワイヤードカフェに向かうのだけど、そこでディナーしてほろ酔いでスタバでお話しする。僕は好きだなあと思ったら口に出てしまうタイプで彼女には好きだと言い続けているのだけれども、そしたら突然彼女がねえ好きってどういう意味なの?みたいな空気になって、いやだから好きなのだよと答えると、じゃあもうふたりで会わない方がいいのかな、とかなって、え、え、ちょっと待って告白してもないのにフラないでよと焦って、その点に関してはきつくダメ出しをする。とにかく僕はあなたに関しては長期戦を辞さない覚悟でいるし、まあ好きになったらいつで付き合おうよと説得して笑う。彼女も笑う。その頃には大地くんは他の女の子と一緒にいるのだろうな、と。このセリフ最近女性と話すたびに言われるのだけれど。ああ二日連続告白したみたいになってしまった。僕の恋はいつになれば成就するのだろうかね!