僕らは思いっきり泣いたり、笑ったり3

なんとかエゾロックに往復するためにJRのチケットを予約しなければならないのは明らかで、飛行機はキャンセル待ち予約したし船はとれないし車は会社間に合わないしで一日中パソコンに向かって新幹線空席でないかなあとクリックしていたというのは嘘で代々木上原でデートしていた。マイルスのポスターいっぱい貼ってある喫茶店で珈琲とブラウニーを満喫し、Fireking Cafeでナシゴレン食べたらバリウマ!というか店員さんが市川実日子そっくりで目の前にいる子に興奮を伝え続けた。みかこだよみかこがいるよ!それでおうちで『エリザベスタウン』と『ブルークラッシュ』見たらエリザベスタウンは案の定スーザン・サランドンがタップ踏むシーンで涙が止まらなくなり最強なのだが、ブルークラッシュは案の定じゃなくそんなに楽しめなくてこれなら先日見た『ブルーブルーブルー』のが遥かに青春つか超あの映画は最強だったが、ケイト・ボスワース繋がりでも『ラスベガスをぶっつぶせ』だっけ?のが遥かに面白かった。そうしてパソコンをつけたらあらフジロック日記3日目書いてないじゃないと思い起こし今に至る。いやあお盆休みいいねえ


27日

パルコとマリコに起こされる。昨日という日が終わってしまったことをもりしーと再確認し、苗場最後の日なんだねとあらためて感慨に浸る。とりあえず温泉かなあと思うも、ドラゴンドラ今日こそは乗りたかったし乗った。昨年は僕がオザケンの真似とかして熊だ!熊がいるよ嘘だろえ見えなかった!?みたいな僕は全然おいてけぼりな記憶だったから今年はもりしーとパルコとマリコを騙してやろうしめしめとあいなり、熊絶対いるから嘘ーでたらビールおごってないやあ熊いないっしょ熊いたーーー!!!!!みたいで超楽しくてさあさ天国にやってきました。結局僕はここが一番好きでヘブンよりこっちのが絶対天国でしょうと思っているわけだが、みんなでターザンに出てきそうなアーアーアーってやつあれ何て言うの?アーアーアーってやつやって笑いまくって焼酎一気みたいになって朝から頭がねえ頭がぐわんぐわんするのでDJの方いって踊ることにする。途中からわけわからなくなってきて楽しすぎてもりしー脱いでもりしー普段脱ぎキャラじゃないのに脱いだのに驚いて僕も脱がされもりしーと僕は天国で裸で産まれたままの姿で踊るのさ!もりしーシャイボーイなのに今日ばっかしは別でオーディエンス煽動というかいっちゃん前まで行きハイハイハイハイみたいなイルリメもびっくりみたいな盛り上げ方をして僕らを中心に世界は一体化し、死ぬ程踊る。かつてこれまで踊りに全てを捧げたことはあったでしょうかいやないと即断できる程に僕らは踊り汗が僕らの体と世界を一体化させるんだ。何書いてるかわけわからんけどもわけわからなかったし実際飛んで跳ねて叫んで笑い泣いて倒れる。僕の人生の全てが苗場にはあるんだ。
記憶にはないけどいつのまにかドラゴンドラ降り芝生で爆睡しジェイコブ・ディラン見に行ったが寝て起きたのは雨のせいでさてどうしよう、タカシとか純ちゃんもやってきてさてどうしようとなり、僕は満喫してしまったのだから、帰ろう、と言った。みんなもゆっくりと順々にウンとうなづき、帰ろう、と言った。そしたらタカシが泣いてしまって僕ももらい泣きなんぞしてほんとに帰るの?ほんとにフジは終わりなの?とみんなの顔を見るも目を逸らすようでまだ食べたい食べ残したものもいっぱいあるんだよと言う。食べようとみんなも言う。ケバブデラックス食べてタイラーメン食べてクレープ食べてそうしたらお腹がいっぱいになってしまう。終わりなんだねほんとぬい終わりなんだね、さあ戻ろう。僕らは現実の世界に戻るときがきたんだよ。そのあとのことはあまり覚えていないんだ。雨が凄い中テント片づけて車に乗り込む。怖い話なんぞしながらみんな寂しさを隠すんだ。東京に着く。少しずつ人が減っていく。別れるたびにハグをしたりハイタッチをしたりもりしーなんぞは泣いていたのではないだろうかとか思ってたらあとからメールでなんかめっちゃ泣きそうなんねんけどときてそれ見て僕とパルコとタカシは泣いた。代々木上原の駅で僕とパルコは降りタカシと思いっきり泣いたり笑ったりしよーぜと約束する。まじで人生について考えさせられる3日間だったとタカシは言う。僕にできることは黙ってうなづくだけだ。フジロックというまったく狂った3日間は終わりまた現実という時が動き出すだけだ。来年も再来年も僕は間違いなく苗場に帰ってくるだろう。いつか思う日が来るのだろうか苗場も現実も同じくらい幸せで最高の人生なんだって言える日が。いつかそう思えるように僕は生きていくんだ。さあ俺らのまだ人生は始まってもいないんだぜ。
自分を誤魔化しながらそうして僕はありもしないものを探していまも生きてるんだ。いつだって苗場での日々ばかり探しているんだ。

僕らは思いっきり泣いたり、笑ったり2

あいかわらずばらの花ばかり聞いていてというかフジから帰ってきてからばらの花以外の音聞いてないし完全テーマソング。僕らは4月以降常に笑いに1パーセントの嘘があって、それがちげーんだよばかと岸田は言うのでほんと人生についてばかり考えている。さて僕はいま出張中で水戸のロッテリアなのだが携帯を持ってくるのを忘れてしまい、どうしても連絡とりたい人がひとりいるのにとれない。彼女は明日にでも岡山に行ってしまうというのにむむー。

25日つづき

会場着いたら降神は当然見たいのでドラゴンドラ並ぼうとしたら40分待ちですーといわれ簡単に諦めた。というか降神はもはやどうでもよくて天国に行きたかったのだが簡単に諦められなかった。しょうがないからとボードウォークのってオレンジ向かいダブルケイイチを見に向かう。鈴木慶一はまあそんなで別に好きじゃないのでそんなでだけどやはりフジで聴くそかべは最高で浜辺やったんだけど、これは僕が営業中一番聴いている曲なのでしょーもなく泣いた。がその後は完全にスズキケイイチの独壇場みたくなりつまらなくて芝生で寝ようとパルコを誘い行こうとしたが、ここでスペシャルゲストー山本精一!みたく言われうぉーとテンションあがってまた戻る。PARAは見れなかったのでというか温泉気持ちよすぎて出られず見れなかったのだからさすがにPARAでも温泉には勝てないでしょうだけど山本精一はやっぱりすごいのできゅいんきゅいんやってて狂った。ちょーたのしかったし周りの人もちょーたのしそうに踊ってたので結果としてダブルケイイチ+セイイチは大成功だったのだ。そしたら実は友だちみんなその会場いたようでやーそかべやっぱいいねーとなり僕の大好きなそかべが誇られるのは嬉しいよね。じゃあ休もうかとか話してたら隣の会場から超ソウルフルな声聞こえてきて、なんだか感動的なくらいだったのでマリコと感動しに行こうか!となり結局みんな行くというので感動しにヘブンに向かったら踊り疲れたのに超ソウルフルだからばかみたいに踊った。ベティ・ラヴェットすごいよう。で本気疲れたしトクマルシューゴで休もうとアヴァロン向かったらみんな一瞬で眠りに落ちたので守護徳丸は記憶にない。パルコがあとからおしゃれしてやってきてヘブンで買ったのというのできゃあかわいいと思い愛を告げる。さあいよいよだぜいっくぜーとみんなでグリーン向かいビール買って一瞬で飲んでまたビール買って臨戦態勢にしさあプライマル!私はミーハーなのでプライマルが一番楽しみなくらいだったのだけどこれがすげーまた楽しくて最後のほうのROCKS→COUNTRY GIRLのつなぎは僕ともりしーが地獄カラオケでつなぐ二曲だったので嘘だー俺らのためだーとかなんやら叫びながら全身で楽しさを表現する。途中で踊りすぎて転び後ろの人に心配されたのはゆら帝ライブのときのデジャヴ。いやあプライマル超楽しかったね!で一旦オアシス行って飯食いまたグリーン舞い戻りアアアアンダーワールド!ビール買いに行ったらみんなとはぐれマリコと二人で見ることになったのだけれどここで二人に愛が芽生えた。ということはない。でも愛が芽生えてもおかしくないくらいアンダーワールドは感動的であり死ぬー死ぬー幸せで楽しすぎて死ぬーと叫びマリコと何度を抱きしめうぎゃあというかトゥーマンスオフやばいしボーンスリッピーの異常さ?というかあの昇華する瞬間全てが解き放たれるようなあの瞬間はまさに究極で風船ばんばんたたきながらといったくらいでフジロックに来てない人間は全員不幸だと確信を持った。またみんなで集まり写真など撮り私たちはいま世界で一番幸福な人間ですとタカシが言うのでみんなと抱きしめあいキスをしたりなんだりしたりしなかったり。というかした。ああ苗場には人生の全てがあるのだ苗場には。その後オアシスでずーっと語り合いもち豚うますぎとろろめしうますぎと散々食いそして飲みつぶれ笑い泣いた。パルコとマリコが帰るというので、みんなで肩組んで大声で青春狂走曲や恋におちたらやNOWなんかを熱唱し、でもNOWの歌詞も曲も全然思い出せなかったのでもりしーがそかべ呼んでこいこらと大騒ぎしていた。会場入り口くらいまで戻ると一気に寂しくなってしまい、この夜は永遠に終わらないんだよね。永遠に続くんだよねともりしーに哀願し、そうやこの夜は永遠に続くのさ終わるときは俺らが死ぬときやみたいになってまたマーキーに戻り踊り疲れタイラーメンが疲れた体に無性に美味しく身にしみた。煙草の箱は空になり、そうさ幸福なときは終わってしまうから本当に美しいのさ!

僕らは思いっきり泣いたり、笑ったり

サニーデイ・サービスの再結成は僕にとって大事件以外の何ものでもなくてただただ嬉しいのだけれども、あらためてそかべの日記をいま読んですごく泣いた。そのニュースは確か2日目のフジロックの朝、テントで起き抜けに友だちに聞いてそのときは頭の中フジ!だったので「やったー!」という感じの軽いリアクションだったから足りなくて代わりにいま泣いている。
友だちはパパに「いまからフジロック行ってくる」とメール送ったら、「フジロック?なんやそれ知らんけどロッククライミング?富士山?まあ暑いから水分はしっかり取れよ」とメールの返信が来て僕なんか大いに笑ったものだ。あなた子供のことしらなすぎでしょう突然富士山ロッククライミングしないでしょうさすがに、というかツッコミどころはそこ?暑いから水分しっかり取れよーておい!心配してあげて!といっぱい食いついた。


24日


木曜の夜は会社6時に退社と決意は穏やかではなく、少なくともいまアベレージ22時退社くらいなので18時は奇跡でいまからフジに行ってきますと高らかに宣言して会社を出てそのままレンタカー屋で車借りて友だちと合流して友だちのうち何件か回って荷物運んで最初にかけた曲はザゼンボーイズだった。「れいとうとしのくーらーしー」とか歌いながらぶーんと走り気持ちは高まるしほんと焦った。途中でやり忘れた大事な仕事あること思い出し今日はフジなのに私はなんて不自由な人間なんだとへこんでる自分に追い討ちをかけたりし、ひゃあ苗場!苗場って書いてあったよいま!と興奮しながら叫んで、高速降りてもうその頃にはおかしくなっている。40分くらいぶーんと走ったら苗場プリンスそして音がぎゅいーんごごごんと鳴っていて帰ってきたぜフジロック!この頃には車内はデスプルーフのオープニングあたりのビッチどものようにひゅーと言いまくる。駐車場は思ったより遠くて着いたら最終バスぎりぎりでみんな走って乗り込んでもうこれからの心情に関しては筆舌に尽くしがたく?だっけとにかく筆舌になんとかなので書かない。
テント立ててひとり女の子が山岳部出身なので僕ともりしーとあべちゃんは見守って残りの2人に全部任せきったらテントができてカンパーイ!とした。いつものホルモンとカレー買ってまたカンパーイとやってうまいうまい世界一ビールうまいのはやっぱりフジだよねーという結論で合意する。よくわからんけど眠かったので寝た。朝4時すぎ。


25日
いつも通り暑くて暑すぎるので仕方なく起きてカンパーイしてサニーデイサービスがライジングサン来るぜと聞いて受け流し雪ささの湯まで歩く。職業病でしょうかというかいま僕の職業はじゃらんの営業なんだけどだからとにかく温泉には詳しくなっていてここの温泉はなんちゃらとか言いながらいい湯だねー文句なんて言えないよねやべ幸せ幸せと終始笑顔になってしまう。いざ、いざといまこう思い出して文章にしているだけど幸せがよみがえってくるあー苗場帰りてーーーー!なんて当時は思ってはなくてせーので会場入りした。ここらへんでテンションあがりすぎて泣いた。とりあえずビール買って音が気持ちよかったのでマーキー入りしてMIDNIGHT JUGGERNAUTSだか知らない人だけど踊る。やっぱ早く来すぎたねー原田郁子からがベストだねということでまたカレー食べた。原田郁子大好きな子が一緒だったのでクラムボンだよねやはりということで向かい前の方陣取りもりしーと「最前列で座ってやろう」と座って寝た。きもちよかった。ららら郁子ちゃんがキュートすぎて「やっぱりいい曲は歌いついでいきたいから」と言ったのでナイトクルージング!と思ってもりしー起こして立ち上がってわわナイトクルージング!とか思いながら聴いていたらよく聴いたらいかれたbabyで気づくまでの1分くらいはずっとナイトクルージングだと思ってた。そのあときよしろーがんあんとかとか郁子超かわいい!と興奮しっぱなしでなんであんなかわいい動きができるのでしょう彼女は。とか思いながらタカシと純ちゃんと合流してくるり見た。楽しみだったのは間違いないんだけどくるりがほんと良くてワンゲル東京は岸田顔真っ赤にして熱唱してて佐藤さん完全泣きそうで最後のばらの花で僕はまた泣いた。「思いっきり泣いたり笑ったりしようぜ」という彼の言葉は僕らのアンセムというかそうだよねそれこそ人生だよねと語る。最近思いっきり泣いたり笑ったりしてないよねとか思って学生だったときはわりとそういう機会も多くてすごくさびしくなる。そのままグリーンで爆睡。トラヴィスはうるさかったので眠るの邪魔だったからアヴァロン異動してまた爆睡してヨシコちゃんだかユウコちゃんだかの声が聞こえたので行こう!となりエゴラッピンは超かっこよくて踊ってまた寝た。眠る前に必ずシンゴ02のためだよいま眠っておくのはと言い訳した。おなか減ったのでハイジカレー行ったらすいてて「今年ももちろん超大盛りにしてくれますよね」と言うと「全部盛りですか?」と勘違いして受け取られいや温玉のみでとうまくかわしたら超大盛りにしてくれた。そのあとマイスパレード行って初ヘブンと相成るのだがタカシたちと合流してマイスは全然良くなかったのでジュラシック5のツナちゃんがいるとかいうのでホワイト移動して寝た。このとき急に雨降ってきたのだが気にせず寝続けた。マイブラはじまるのでグリーン移動して凄かったけどノイズ長いし疲れたので端行って膝枕してもらいマイブラ寝て終わってもりしーと合流したらゴシップ良かったとか言ってたが興味なかったので流しパルコが寒いからテント戻ると言い張るので一旦もりしーとパルコと戻る。とりあえず乾杯したらニューマスターサウンズ逃す。どんまーい。さあいよいよ!というこよで会場に戻り、マーキーでダンルサック?とか見たけど超つまらなかったのでジャストアバンド!だけ聴いて寝てたら、マリコから電話きていま僕の元同居人と来てて着いたよというので早くこいこいと呼ぶものの全然来ない。ようやく着いたらマリコは超顔楽しそうで僕も随分とまた幸せになってしまい今日は眠ることばかりが幸せな一日だったからとか話してたらshing02はじまって彼は日本語がどうやら喋れないらしい何言ってるかわけわからんちんかと思ったら日本語喋り前半超つまらなかったというかかっこよくなくてわりかし残念がってたらドーはドラムのドーレーはレコードのミーはミックスのファーはファンクのソーはソウルのラーはラップのシーはリリックのシというヒップホップドレミの歌がすげーかっこいいしそこから400の繋ぎはきゃあ超かっこいい!となったヨンッヒャク!いやあマリコよ超楽しすぎだねと言ったらまじでマリコが超楽しそうなので嬉しすぎる。パルコとマリコはふぁーはファックのファだと勘違いしてたみたいでどっちの意味のファックかは知らないけどとにかく二人ともファックファックと叫んでたらしく女の子でしょあなたたちと叱るはめにもなるし、そのあとの1945a.k.a.Kuranakaさんはしんご02より遥かにかっこいいのだけど客みんな帰っててかわいそうだった。テント帰って眠る。

25日

朝起きたら温泉行くのだけれども一緒に行こうと言ってた同居人連絡つかずタカシとマリコは時雨!と叫んで飛び出したのでもりしーとパルコと温泉行った。昨日以上に気持ちよく満喫しコーヒー牛乳とカツ丼うまかった。スイカ食ってる道端の人からスイカもらいうまかったのでもう1こ買って食べた。この続きは眠いのでまた今度ばいちゃ★

女たちよ!

「男が一生に出会う中で、本当に意味を持つ女は三人しかいない。それより多くもないし、少なくもない」


といきなり村上春樹の引用からはじめてみるわけだが、どうだろうか皆様お元気だろうか。最近は家でパソコンをつけることすら週に1度あるかないかといった生活なのだが、久々にアンテナとか見てみても僕が熱心に見ていきたい数少ない日記の半分くらいは更新を止められてしまっているのでわりと切ない。ところで僕はハルキ好きな人でも何でもないし、むしろハルキとか一二冊しか読んだことないような類の人間なのだが、この一節はなんて重要そうな意味を持つような言葉であろうか。
「意味を持つ」とは何だろうか?何か「私」を変えてしまうような、というものだろうか。だとすれば僕にとって彼女とはそういった存在であったのだろうか。「好きじゃなくなった」と突然言われ別れる数時間前に六本木の青山ブックセンターで手に取った橋本徹の『公園通りみぎひだり』で冒頭の一節が書かれていた。
意味を持つ女。たとえばどうだろうか。そのひとりは結婚を決める女ではないだろうか。友だちから聞いたある夫婦の話がある。ある夫婦の妻の方は僕の知り合いであるのだが、彼女はある日妊娠に気付いた。まだ22で就職を控えていた。彼女は未来の夫を呼び出しそのことを告げる。深夜のファミレスで2人は話し合う。これからどうするべきか。選択肢はきっと2つだろう。「産む=結婚する」か「堕ろす」か。まだ若い2人が後者の選択をとったからと言え責める人はいないだろう。ただ自身たちが未来において当時の選択を責めることはあっても。彼女たちはファミレスで(おそらく珈琲かドリンクバーでも頼みながら)結婚し2人の子どもを育てることのメリットとデメリットを並び挙げ、メリットの方がどうにも魅力的だったから結婚を決めたという。2人でメリットを挙げているうちに「それって楽しそうじゃん!」と思ったと言う。休職を選んだ若い妻と、映画を作ることが夢の若い夫。生活はきっと苦しいだろう。もしかしたらその選択を後悔することも何度もあるだろう。ただその話し合いを経て、お互いこの相手とならばと信じ合った2人ならば間違いなく意味を持つ相手だろう。
ハルキの言葉が正しいのならば、僕もこれから複数の意味を持つ女と出会うだろう。それがとても楽しみで不安だ。僕は言った。また会おうと。彼女はうん、と答える。だが僕は二度と彼女と会うことはないかもしれない。なぜなら彼女はこう続けたからだ。もし会っても好きだとは言わないで、と。僕にそんな自信はない。たぶんずっと。だから彼女とは会わないかもしれない。ただそれだけの話だ。ただある男が誕生日の夜に思ったことだ。何人もの友だちや大事な人たちにおめでとうと言われ大変に幸せを思ったものだが、一番その言葉をもらいたかった人からの言葉はなかった。そんなある男の悲しい話だ。


(追記)妹からもらったケーキとギャルソンのTシャツはすごく嬉しかった。あと同じく『公園通りみぎひだり』で橋本さんが『友よ映画よ』に変わる僕の人生の一冊と挙げている伊丹十三の『女たちよ!』がおもしろいよ。あと南Q太の『夢の温度』とやまだないとの『ヤング・アンド・ティアーズ』とおかざき真理の『サプリ』を1日で読み返し泣き続けました。最近聴いてる曲はサヨナラCOLORサニーデイサービスのNOW、忘れてしまおうとmadlib高木正勝と向井のSI・GE・KIとか完全に病んでると思う。

最後に最高の

ペドロ・コスタとかより僕は引越しを優先するので、最近は引越しのことばっかり考えなければならなくて、ようやくいまさっきひととおり部屋が片付いたようでこうして、えーと、はやどのくらいぶりだろうか、とにかくこうして日記を書いてみる。飲んだり遊んだり片づけしたり落ち着いたりなどの生活は続いており、と現在形で言えるのがもうあと何日かといったところでまたけっこう涙目にもなるものだし、さっき友だちにベッドのシーツのことで電話したらその友だち普段はおちゃらけてて感受性なんてないように見えるような困ったちゃんなんだけど「俺泣きそうだよいま」とか言うのであいにくもらい泣きなどした。
昨日卒業をした。卒業式とかわりとパッション高くなく挑んだのだけど、思った以上に偶然だとか約束したりだとかで多くの友だちと会って、久々の人もいて、わ、あ、というのはいちいち儀礼的すぎて嫌だなとふだんなら思うのだろうけどその日だけは別で儀礼的で嫌だなどころかいちいち泣きそうになるので困った。ほんとに困った。祝賀会みたいなやつで肩組みながら都の西北歌ったりなぞして大学生活4年間でも2,3度しかそんなことした記憶ないのだけど、わりと自然にできたので驚いた。ただ歌詞はわかんなかったので友だち歌ってるのをよく聞いてラの段の音で歌った。さっきから目に付く度にデジカメでみんなと学位記かかげて撮った写真なんぞを見直したりしている。
しかし困ったことにここは真面目な映画ブログなので、映画の話でもしようと思う。3月に見たのでは『接吻』と『人のセックスを笑うな』とホウシャオシェンの新作と『Actrees』というマチューとルイガレルとか出てるやつが良かったし他はそうでもなかった。と書いてみて思った以上に今の気分は映画のことなんて書く気全く起きないのでペドロさんだかベッケルだかリヴェットだか忘れたけどそれ行ってる時間あったらみんなと飲みたいし飲んでる時間あったら引っ越しの準備がしたかったこの頃。ところで引っ越し先は京橋フィルムセンターから徒歩5分なので映画見たくなったらフィルムセンターに行こうと思う。がどうなんだろうか実際。平日は8時〜22時くらいまでは少なくとも仕事あるだろうし土曜日休めるかとか謎だし日曜日はピクニックしたいし土曜日休めてもその休みでフィルムセンター行きたいとか思うだろうか思わない。まあわかってて選んだのだから覚悟だよね、ともうほんと僕の人生のテーマは「覚悟」これ一本で行こうと最近決めて今日も前バイトしてた先に挨拶行ってそのまま友だちとうどん食べてビール飲んでスタバで珈琲飲みながら覚悟覚悟言い放った。映画の話おわり。
覚悟と言えば、卒業式の日の朝に覚悟したことがあって、ほんと今日これだけは絶対やってやると覚悟したことがあった。僕はかつて恋をしたのだけど、その恋はわりと僕の人生でも大事な出来事であるそれで、それまで仲良かった女の子への思いがいつしか恋になっていったという類のあれなんだけど、その子に告ってから早いものでもう1年半とかたつのか!と計算していま驚いた。あれは大学3年の冬はいる前12月品川のおしゃれバーみたいなとこで告白したのだけど、まあそういうディティールはよくて、とにかくフラれて、僕としてはふられても大好きだった人なのでいままで通り友だちでいたかったのだけどむこうはどうやら気まずく思ったようでわりと距離とられたというかそんな態度で接された。会う機会も所属する場が同じという理由からけっこう多いし、これは結構ツラかった。とにかく卒業式で、このままってのは嫌で、ちゃんと話そう、それだけ卒業式にやろうと覚悟した。
彼女と式のあと会う予定があったのだけどその前に偶然会う。ちょっとむこうは戸惑った表情を一瞬。だけどもう躊躇しない。これは覚悟だ。僕は思っていること、そしてありがとう、と伝える。これからも友だちでいたい、と握手する。彼女は精一杯の、僕が大好きだった笑顔で、うん、と。ついその笑顔に、「好きだった」と言ってしまう。あはは酔ってるのー?と彼女は笑うし、僕はこういう言葉はひとりの人以外には言わないと決めたので酔っているせいにした。実際友だちと乾杯結構したので酔っていたのだけど。
ところで友だちやってるバンドでそのバンド自体は高校生青春パンク!みたいな超ダサイ感じなのだけどひとつめちゃくちゃ大好きな曲があって、彼は歌う。
「最後に最高の思い出を。僕だけかこんなに悲しいのは」と。
僕だけこんなに悲しいのは。だとすれば耐えられないし。いまの僕はとても、とてつもなく悲しい。一緒に日々を過ごしたみんながそう思っていないのならば。

ちょいちょい映画日記

を書こうと思ったのだけど、なんか日本語変換うまくできないし、やめようとおもう。ところで今スペインにいます。
とりあえずディズニーの新作『MAGIE IN MANHATTAN』はディズニー映画の集大成的超傑作。白雪姫とシンデレラとニューヨークの恋人が混ざり合ったような作品てかパロってる。主演のエイミー・アダムス(たしかキャッチミーイフユーキャンに出てた人)はアンナ・カリーナなみのミューズ。しぬほどかわいいよ。てかしぬ。最強。この映画の中では。邦題は『魔法にかけられて』ですか。今年ベスト確定。
それと『ダージリン急行』昨日見たのだけどわりと寝たけどおきてたとこはちょうおもしろかった。まさかの場所でディスタイムトゥモローがかかって爆笑した。メイアイスモーク?が口癖になりそうまちがいなく。昨日だけで3回言った。それにしても本編前に流れたウェスの短編ホテルなんちゃらゆーやつがまじで最強。あれ日本でも見れるのかしら。えいがばっかみている。
どちらも英語わからないので内容理解は20パーセント程度ですあしからず。いまからアルファビルって映画館でキーラナイトレーのやつとオスカー4冠とったやつっぽいの見てきます。アルファビルの横にはルノアールって名画座あって、そのむかいにはハッカニブンノイチというおみせがあります!んなあほな!スペインのフィルムセンターはダグラス・サークやりまくってて超アツイ!!本日バルセロナにいきいよいよパリに!!!アンナ・カリーナ探してきます。この日記超恥ずかしいね。オタクっぽくて


(追記)
昨日見た映画に偶然、というかほんと驚くほど偶然、マチュー・アマルリックが主演していた。とにかくフランス語もスペイン語の字幕も頭がファラフェルなので理解は不可能なのだが、なんだろうかこれは。この感情は。マチューわりとすごいことになってる、というか見れば分かるのだけど、障害者の役で基本すごいことになってて、まあそれは僕にとってはよくて、とにかく元気なのときのマチューが動いているとき、そしてそれを見ている僕の感情はおかしいだろうこれはと思う。とにかく幸せなのだ。マチューを見てるだけで幸福感にガガガガーと包まれるのでまったく困った。恋に似た感情というか、これは男の俳優ではまったくレオー以外に覚えたことの無いものなのだ。レオーは僕にとって同時代的感覚を覚えられないから故に生まれる感情かと思っていたらマチューは!!まったく嬉しいことでしかない。あーキングス&クイーンがものすごい見たいいま見たいマチューをずっと見てたい。新作の食事のシーン異常にやばいよ。


(追記2)
と、ここまで書いてみて僕は気づく。僕が昨日見た映画は「潜水服は蝶の夢を見る」だかそんな邦題で日本でも公開されているということではないか、ということを蝶おもし、超おもしろい日記を書くような方の日記を読んで知った。
へー、あ、そんなお話だったのね、と彼女の日記見て知ったのもいいとこなのだろうが、私はとにかく愛されたいと思う。マチューというかジャン・ドミニクはあんな風になっても、療法士、妻、愛人という3人の女性に愛され続けているというかジャンさんの人生とかほんとうに幸福の境地なのではないだろうか。あそこで描かれる男女関係というのは私の知っている/経験した/かつて耳にしたことがある、それまでの男女関係像を見事に覆すものであり、まったくうらやましい。障害者になってああも愛され続けられる人が世界に一体どれほどいるのだろうか。そして僕はたとえそれまでものすごく愛していた女性がいたとして、彼女が突然そうなったときにそれまでと変わらず愛すことが出来るのだろうか。奇形児が自分の子供として生まれたときに僕は愛すことができるかものすごく不安になる、とブルガリアで会ったきよくんと語ったときに話した内容なのだけど、だからジャンさんはほんとうらやましい。彼は自己の不幸を呪っただろうし、自己の姿を愛する女性たちに見られる(あの眼!)ことの羞恥とか僕は自分のことでもないのに超感じてしまった。でもジャンさんは幸福だね!と心から思うというお話。

Koi wo Shiteiru

恋をしているのかもしれない。わりとぼーっとすると、あるいは映画を見ているときとかでさえもふと、彼女のことを考える。考えてしまう。僕は。彼女からのメールがくるとひどく嬉しかったりドキドキしたり。わっかんねー。まだ一回しか会ったこともない人なのに。
おとといシネセゾンで会った友だちがあしたの映画私も関わってるのーみにきてーと言うのでああそれはもちろん!と快諾した。起きれるか心配だったが案の定起きたらぎりぎりの時間で超走った。それで『真正粘菌の生活史』を見たのだけどこれは科学映画というジャンルで最初の方博物館とかで流れてる映画じゃんとか思って舐めてかかったら、とちゅうで粘菌が合体したり他の粘菌食べちゃったりまるで活劇映画だったのでたいそうおもしろく見た。粘菌を舐めてた。粘菌最強!というか監督は樋口源一郎という人なんだけどこのひと94才でこの映画を撮ったらしく日本のオリヴェイラじゃんと興奮する。なぜなら僕はオリヴェイラーだからだ。そのあとの『きのこの世界』は気持ちよく寝た。トイレ行ったら別の友だちと会ったのであらまあひさしぶりーと驚いて、彼は映画撮ってるのだけどその前日聞いた話によると黒澤明なんたら賞みたいなのの最終選考まで残ってるとかいう話を聞いたばっかだったのでひゃあ凄いねーと話して残念ながら200万円は貰えなかったらしいけど有楽町朝日ホールで上映されたとか聞いて笑った。あのルビッチとかかかるでかいあそこですよね僕の知ってる限りと確認するもはあと言うのでどうやら真らしくそいつはすげーやとゆうか彼は僕の知ってる限り学生の映画作家では三宅唱の次くらいにおもしろい映画を撮りそうな人なので喜んだ。最終まで残ったやつは前見たんだけど僕はあんまりいいなあと思わなかったけどきっとすごいのだろうね。そもそも黒澤なんとかは以前しょーくんの『マイムレッスン』か『4』(どちらも最強)が落とされてるので基本的に信じてないのだけどなんかこう友だちが頑張ってるのとかすごく嬉しくなってしまう。俺もがんばろーと僕は単純な人間なので思う。
それで佐藤真の『SELF AND OTHERS』も続けてみたのだけど、これは牛腸茂雄とかいう写真家のドキュメンタリーでこれ見たらがんばろーと思う気持ちが更に強くなってしまうというかまったく僕への応援映画なのではと思うし彼の言葉はいちいち琴線を攻めたてるので悔しくなったり嬉しくなったり大変だった。ところで彼は桑沢デザイン研究所の出身らしく、僕の友だちでひとり桑沢行っててへえと思って彼とは卒業前にイベントをやろーよという話をしているので、そのイベントはカレーと音楽と展示とかいう超楽しそうな感じでがるぼるDJやってよーと言われたので楽しい曲をいっぱいかけたい。『SELF AND OTHERS』は基本的に牛腸の写真と牛腸の撮った映画と佐藤真の映し出す風景と西島秀俊の声によって成り立つ映画で牛腸は写真も映画もすごいんだけど、違和感を感じるのは佐藤真の撮った部分で牛腸本人はもうこの世にいないしインタビューしてるわけでもないので風景を撮るのだけど、彼にできることは牛腸の故郷や彼の好きだった場所住んでた場所を追うくらいしかできないんでしょーどうせ。だったらその存在の意味って何よと一気に興ざめする部分があって、こうドキュメンタリー信者じゃないしどうにも懐疑的になってしまって見てたのだけど、あるショットで佐藤の撮る風景から牛腸の写真が挿入される瞬間があって、ああそうか、と僕は落涙を余儀なくされた。佐藤真のやりたいことはこれだったのか、とストンと落ちた。
そういえば『SELF AND OTHERS』の上映前に北小路隆志井土紀州トークショーがあって、前日に映画好きの方々は北小路さんの言葉は全く信じれないとか言われてて僕の信じている方たちがそういうのならば、と僕の今年のテーマは懐疑的になることと映画を見ることなので懐疑的にトークを聞いていたのだけどこのトークはちょっとやばくて、へえすごいじゃん北小路というかすごいのは北小路さんじゃなくて井土さんなのだけど、北小路さんのフリがなければ井土さんはあの言葉を発さなかっただろうし、それを引き出したのはまったく彼の力なので北小路やるね!井土さんが「僕らは時代に規定される」という言葉から話は拡がり、そして北小路さんが「佐藤真の映画は不在だ。不在からはじまるのだ(これはその前日のトークで樋口さんと湯浅さんがディランの否定形、絶対の不在について話していたこと、あるいはJohn Faheyの話につながる)死んだあと『遅れてしまったよねー』という感覚。サイード牛腸茂雄のように」と切り出し、僕はよく遅れてしまったなあというように考えがちなので、68年だとか僕はそこにいたかったし、阿部和重が68年生まれだと聞いたときひどくうらやましく思うし、なぜなら僕が物心ついたときにはジョン・レノンすら既にこの世に「不在」だったのだから、ほんと「遅れてしまったよねー」という感覚が強い。全く僕に責任はないのにとか考えてそれそれそこが聞きたいのよもっとつっこめ北小路と応援している自分がそこにいたしつい身を乗り出しメモ帳を開いてしまったくらいで、そこで北小路さんはこう続ける。「井土さんは、たとえば68年だとか、その時代に対して『遅れてしまったよねー』というように感じるのでしょうか?」と聞いたところで僕は心の中でガッツポーズを決めよっしゃい!と叫んだものだ。井土さんは、すぐに「ないですね」と答える。むしろ証言が聞きたいのだ私は、と。「遅れ、不在はただいたずらに神話化を促すのみ」と発した彼の言葉に僕は、はっ、となる。この言葉は僕の気持ちを楽にしてくれる。そうか、と。
ずいぶんと楽になった僕は『SELF AND OTHERS』を楽しみ、『真正粘菌の生活史』に関わってた友だちとシーシャ吸いに行こうよと誘われたのではいよろこんでーとついてく。最近人妻になった彼女は実は26才とからしく、へえと驚きじゃあ意外と早いわけではなかったのか、と思って彼女の友だち呼びにフレッシュネスバーガーいって友だちと会って談笑する。年上の女性と一緒にいると楽だし楽しいなあとなって、店移動してルクソールというエジプト料理のバー行ってまずシーシャ頼んで、みんなでくるくるまわして吸ったら楽しくなってきてしまう。つぎ敬語使ったら罰金だからねーと言われたりしてると友だちの友だちの彼氏も来て4人でコシャリとかモロヘイヤスープとかラクダのステーキとか食べた。エジプトいたときはコシャリを食べ過ぎてトラウマになってしまい街頭で見るだけで吐き気するし、エジプト料理ははんぱなくまずいので危惧していたがさすがに日本アレンジしてるらしくおいしく食べた。まあエジプトでもこのぐらいの値段出せばそりゃうまいのだろうけどもコシャリとか30円くらいでわりと量あったのでケチるとそうなるよねってそりゃ当然だ。シーシャ吸いながら、彼女が昔やってたバンドというかメンバーは彼女と彼女の旦那と僕の向かいにいる彼女の友だちの彼氏との曲聞かせてもらったら、旦那はナンバガのときの向井みたいな声で歌うし、解散ライブの最後の曲の音源だったので旦那泣きながら歌っててイヤホンでもものすごいわかって記憶がなあ、と一気にその感情は僕にも共有されほんとにいい曲だった。すごく素敵な人たちだったからいつまでもいたかったのだけどせっかくの場なのでいつまでもいたら悪いなあと思ったのでちょっと早めにお邪魔したがもちろん年下好きの女性がいたら紹介してくださいと頼んでおいた。というよりむこうが大地くん素敵だから紹介したいと言ってくれてテンション上がった。
電車に乗れば携帯を取り出し、僕と僕がちょっと恋をしているのではないかと思ってる人とその友だちと僕の同居人がダブルデートするみたいなメールのやりとりして遊園地ダブルデートだよねやっぱりと興奮してたのだけど、さっき彼女の友だち無理になったのでダブルデートはなくなってしまい、それじゃあどうしようか、ということで明後日ふたりで遊園地デートすることになって興奮して眠れなくて僕はブログをこんなに長々長々と書いているのだ。久々だぜこんなドキドキ。それで友だちのうち遊びに行ってそのまま泊まった。
今日はシリア大使館行ったのだけど時間間に合わなくて、ああと呆然としてたら、中からシリア人出てきて当然いい奴で色々話したけどまた明日出直すことになりましたちゃんちゃん。まあせっかく赤坂来たし文教堂でこないだ知り合った人働いているというのでちょっと覗いたけどいなくて、会社の健康診断いく。すげーひっかかってる気がしてまじこわい。てか太りすぎたタイでの最痩期から+9kg。ダイエットしなければまた旅行ったらやせるっしょ。絶対同居人のおいしいごはんのせいだ。横浜帰って友だち店長やってる店覗いてカフェみたいなスペースで珈琲飲んでたら友だち休憩できてくれて彼は超おもしろいので笑い、ビデオレンタルしたらお金無くなって実家に帰らざるをえなくなった。5時間くらいまどろんで、『天才マックスの世界』見たら超いいので、というより僕は同居人に僕の気になってる女性をマックスみたいにとられたくないし、さっき同居人にダブルデートなくなったよーと電話したらああ残念お前の気になってる子と仲良くなってやろうと思ったのにと怖い話をされたので胸をなでおろす。
ちなみに彼女からさっき「私の友だちが同居人くんおもしろうだしもっと知りたいからメールアドレス教えてほしいって言ってたよー」とメール来てそーゆうのはワクワクするし好きなので楽しくなってきたぜ!